相続とは?手続きの流れを解説①
配偶者や親などが亡くなると相続が発生します。
相続手続きの一部には期限が定められているものもあり、すみやかに行わなければいけません。
この記事では相続手続きの主な流れについて解説しています。
流れを把握し、必要な手続きを漏れなく行ってください。
相続とは
相続とは、亡くなった方の財産を引き継ぐことです。
遺言書がない場合、民法で定められた法定相続人がすべての財産を相続します。
相続財産には現金や不動産などプラスの財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も含まれます。
相続の流れ
相続は主に次の流れで行われます。
① 遺言書の有無を確認する
② 法定相続人を調べる
③ 相続財産の存在を把握しその価値を評価する
④ 相続するか否かを決定する
⑤ 遺産の分割について協議する
⑥ 遺産分割協議書を作成する
⑦ 相続した財産の名義変更を行う
⑧ 相続税が課税される場合は納税する
今回は、
①遺言書の有無を確認する
について見ていきます。
故人が遺言書を残している場合、遺言書の内容に沿って相続を進めます。
そのため、可能な限りすみやかに遺言書の有無を確認する必要があります。
・自筆証書遺言
自筆証書遺言であれば、自宅や貸金庫などに保管されていることがあります。
自宅などに保管されている自筆証書遺言は、家庭裁判所にて検認を受けなければいけません。
封筒に入っていて封がされている場合は、自宅で開封してしまわないよう注意してください。
法務局での保管制度を利用している場合、法務局に問い合わせることで遺言書の有無を確認できます。
どこの法務局でもかまいません。
・公正証書遺言
正証書遺言は、戸籍等で自身が相続人であることを公証役場に示して、遺言書の有無を調査できます。
全国の公証役場がネットワークでつながっていますので、どこの公証役場でも調査可能です。
相続手続きの安心サポートと専門家選び
相続手続きは、多岐にわたる専門知識と期限管理が求められる複雑なプロセスです。
まずは、自筆証書遺言、または公正証書遺言の有無から調査しなければなりません。
松木相続行政書士事務所では、法務博士の資格を持つ、経験豊富な代表者が、依頼者一人ひとりの「思い」に寄り添いながら相続手続きをサポートしています。
亡くなった方、残された相続人、それぞれ様々な感情があり、法律論だけでは、相続手続きはできません。
そこで、専門知識だけでなく、感情的側面にも配慮し、相続が「争続」にならないよう予防的アプローチを重視しています。
初回相談無料の体制や出張相談サービスなど、相談のハードルを下げる工夫も充実しており、専門家がわかりやすい言葉で丁寧に説明します。
大阪で相続手続き、遺産分割手続きを行うなら、松木相続行政書士事務所まで、いつでもお気軽にご相談ください。
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